協議会設立まで

猫を飼うことで心が豊かになる人がいる一方、猫による被害や衛生上の問題で困っている人もいます。磯子区では、行政と住民、動物病院が一緒に、猫トラブル解決に向かって取り組み環境を作っていこうと考えました。

 

1997年から1999年までの3年間「磯子区ノラ猫対策事業」が行われました。

1997年(1年目)  区民と考える猫問題シンポジウム(ニャンポジウム)3回開催
1998年(2年目)  エサやりを含めた猫の適正飼育ルール作り 
1999年(3年目) 「磯子区猫の飼育ガイドライン」完成

人と猫が快適に共生していくためのルール「磯子区猫の飼育ガイドライン」が完成し、それを広く普及するために「磯子区猫の飼育ガイドライン推進協議会」が誕生しました。

1997年

区民と考える猫問題シンポジウム(ニャンポジウム)3回開催
1998年

磯子区のルールを作るための「磯子区猫の飼育ガイドライン検討委員会」設置

(区民公募9名、区の獣医師2名、動物愛護団体3名)

1999年

「磯子区猫の飼育ガイドライン」施行(4月1日)

ガイドラインを普及させるボランティア組織として『磯子区猫の飼育ガイドライン推進協議会』設立(8月)

2000年

行政の事業ではなく、補助金をもらわない 会員からの会費で運営するボランティア団体となる。

※ 磯子区猫の飼育ガイドライン協議会-いそねこ協議会-の活動は全て会費と寄付で成り立っています。

参考「地域猫のすすめ」文芸社/発行 黒澤泰/著

主な活動実績

2000年から毎年 ノラ猫の不妊去勢手術費用助成の実施(実践グループの地域猫対象)オス3,000円 メス6,000円

2000年~

譲渡会「ねこの会」開催(月1回)

2001年~

会報「にゃんねっと」発行(年4回)

2010年~

地域猫活動のパネル&写真展(年2回)

2015年~

磯子まつり参加

2023年~

磯子区社旗福祉協議会の会員となり、人と福祉との連携を模索中

▶会員向けのセミナー開催(不定期)

▶チャリティーフリーマーケット開催(ねこの会と同時開催)

▶「ねこの会」主催 手作り猫グッズのワークショップ開催(2回)

 

会員数 257名(2019年7月調べ) 

実践グループ数 20(2019年7月調べ)

収支報告について

いそねこ協議会は、会員年会費、バザーの収益、みなさまからの募金により運営しています。

行政と協働で活動していますが、行政から補助金などの支援は受けていません。

運営費、地域猫の不妊・去勢手術費用の補助、セミナー開催費用として使われています。

会員への収支報告は6月の総会にて行い、総会議事録とともに「にゃんねっと夏号」と一緒に送付しています。

私たちが目指すもの

猫を飼うことで心が豊かになる人がいる一方、猫による被害や衛生上の問題で困っている人もいます。

磯子区では、行政と住民、動物病院が一緒に猫トラブル解決に向かって取り組む環境を作っていこうと考えました。

人と猫とが快適に共生していくためのルール「磯子区猫の飼育ガイドライン」を広めるとともに、磯子区内の猫トラブルがある地域に実践グループ(地域猫活動をするグループ)の結成を奨め、磯子区内の猫トラブル0を目指しています。

 

『磯子区猫の飼育ガイドライン推進協議会-いそねこ協議会-』は、飼い猫と地域猫の適正飼育・管理のルールである「磯子区猫の飼育ガイドライン」をより多くの人に知ってもらうために活動しています。